お早うございます♪ 本日から札幌です。早朝のフライトだったため、今朝は3時半起きでした。
眠いです… ただいまチェックイン待ちです。
通常、国内フライトはJALを利用させていただくのですが、今回ANAでフライトを取ったらAir doとの共同便でした。しろくまくんが可愛かったです♪
本日は札幌で打ち合わせ、明日からはニセコの現場です。建築中の大型別荘は、これから内装施工が始まります。
施工図の確認や変更、修正などお盆期間中も休みなく作業でした。大きなプロジェクトになると、施工部隊も現場のマネジメント、確認事項や伝達など重要になります。今回のような規模の大きい建築物の場合、内装施工に入るにあたり、「意匠」をしっかり把握することが大事で、それをしっかり見ることのできる現場監督、また、現場の指導や図面どおりに仕上がっているか随時確認する「現場監理」の設計者(建築家) がしっかりと現場をみる ということがとても大事なのです。
設計事務所(建築家) の「しごと」は、設計図を描く、デザインをするだけ と思われがちですが実に多岐に渡ります。法令や各種条例、役所との協議や交渉など、幅広い内容の仕事があります。開発から請け負う場合は、更に多岐に渡る業務になります。更に言えば、「現場監理が出来ない設計者」は良い設計者とは言えないのです。この場合の「監理」(かんり)は管理ではなく「監理」なんですね。
大きいプロジェクト、ホテルや温泉施設、商業施設など規模が大きい場合は勿論ですが、身近なところでいうと「住宅」でも同じです。工務店やハウスメーカーさんに「注文住宅」を依頼した場合、設計者が随時現場監理をすることは先ずないでしょう。設計者(建築士)が現場を見ないのであれば、本来は注文住宅といえるのか、と疑問ですね。ハウスメーカーの場合、「家」というメーカーの商品を販売しているイメージに近いと思います。建売住宅に比べて、仕様やマテリアルを自由に選べるという点では選択肢が広がるので良いのかもしれません。ただ、建売住宅の場合は実際に(家を)見て購入を検討することができます。その点、いざ注文住宅でお願いしたけど想像していたものと違う、というお話はよく聞きます。
話が逸れてしまいましたが、これまで私が感動した「施工」があります。エミレーツパレスホテル、UAE の7つ星ホテルです♪
1泊だけしたのですが、完璧な美しさで広大の敷地のなかで1箇所の雑みも無かった!!
「施工」とWikipediaで調べると、「設計図書に基づき、建築物をつくりあげると同時に、所定の性能、仕様、意匠をつくりあげる」とあります。まさしくその通りで、「意匠」も細部のおさまりや仕上がりなど、細かい部分が大事になってくるのです。
さすが国家をかけた観光大国、リゾート大国です♪ エミレーツパレスホテルは他にも感動したポイントがあるのですが、また機会があれば書いてみます( ͡° ͜ʖ ͡°)
UAEでは、その後、ヤス島のヤス・ヴァイスロイホテルに行ったのですが、エミレーツの後に行ったので、施工の雑さが目立った(笑)ヤス・ヴァイスロイは、F1レースがホテルの中にあるホテルで有名ですね!
デザインは素晴らしかったです♪
札幌のホテル、チェックインを4時間も早めてくれました♪ 親切ですし、ウェルカムスィーツもいただきました。コロナ禍での「おもてなし」に感激です。
さて、次号は「ウッドショックで考えさせられること」について書いてみようと思います。コロナ以降、日本でも材木不足が話題となっています。中国やアメリカで大量消費されていることから日本に輸入できなくなったと言われています。また、コンテナが動いていません。これらは、「新築を建てたい」とお考えの方にも影響するでしょうし、建て売り屋さんは今までのようにいかず頭を抱えていることと思います。
この「ウッドショック」について考えてみたいと思います。