寒冷地の外断熱について

6月に入りました!1日早朝のフライトで札幌へ。今回は、ゼネコンにて照明関係の打ち合わせ、作り付け家具の詳細打ち合わせ、3日間はニセコにて現場監理です。

寒冷地でいちばん重要な断熱について。ニセコヴィラでは、外断熱後貼り工法による施工を実施しています。コンクリート型枠解体後、晴れ間をぬって接着剤とビス止めによる断熱材の貼り付けを全面に行いました。今回は断熱材に銅縁が打ち込まれた製品を採用しています。断熱材ボードは横張りとし、その上に縦銅縁を打ち、空気層をつくります。その上に、外壁の仕上げ、石貼り及び羽目板を貼っていく施工法です。

縦胴縁を打つことにより、断熱材と外壁仕上げ剤との隙間に生じる結露を下に流し排水させるため、縦胴縁による空間層をつくります。寒冷地の場合、結露した結露水が凍結し、膨張することで仕上げ剤と下地材の剥離をおこす可能性がある為、十分な結露水の逃げ道を確保しなければなりません。

2階のメディアルーム、リビングルーム、テラスのスケルトン、大空間は圧巻です。

 

 

 

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