今シーズン最高の寒波と猛吹雪!!

大吹雪の中、16日から18日まで、建築中のニセコ現場に行ってまいりました。

今シーズン最高の寒波と40mの猛吹雪によって、仮設覆いのテントが一部剥がれ、横殴りの雪が入り打設予定のスラブに積もってしまいました。

深夜の間に建物内に20センチ近く雪が積もってしまうという災難!

翌々日にはコンクリート打設予定であったため、足場の除雪やテント補修、そして場内の雪を溶かすために大型ヒーター12台をフル稼働させての雪溶かしからのスタートとなりました!!

ヒーター

灯油は8時間ほどもつのですが、1日に3交代で夜中も職人さんが給油に来ます。

外気温は氷点下10度近くまで下がる為、ヒーターを一晩中つけて温度を保たなければ凍結してしまいます。

コンクリート打ちの当日は、お湯で鉄筋・型枠を清掃して凍結しないように温度を保ちながらコンクリート打設を実施することで、コンクリートの品質を保つことができます。

 

ニセコの別荘はデザインコードが決められており

「敷地内での建物の建築範囲が決められている」

「道路面に面する立面の仕上げは、窓部分を除く壁面の1/2以上を木材とする」

等のルールがあります。

デザインコードとは一言でいえば、景観づくりにおける「景観との調和・統一感を出す」ためのルール。それは素材や色、形など、視覚的な要素における取り決めです。

わかりやすいところだと、金沢や京都などの歴史的・文化的な地区のデザインコードが思い浮かぶでしょう。

視覚的なことだけでなく、敷地の中で建物を建てられる範囲を設定することで、建物のプライバシーを保ち風通しが良くなり借景を共有することができます。

 

このようなすべての細かいルールを施主に守って頂くためには、土地売買時にデザインコードにおける説明を十分に伝え、施主の理解を得ることが大切になります。

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