冷静と情熱のあいだ

ベルギーからのワクチン到着、そして接種スタートや、IOCオリンピック委員会など、いろいろ話題がつきないです!

 

日本とパリを繋ぐ「地球カレッジ」開催

ジェンダー問題の真っただ中のヴァレンタインデーの夜、あこがれだった江國香織さんにお逢することができました。
ズーム越しに…

江國さんといえば、数々の賞を受賞されている日本の小説家・エッセイスト。

今回は、パリ在住の作家・辻仁成さんが主催の「地球カレッジ」でのスペシャル対談!

辻さんは、ご自身のブログ「デザインストーリーズ」でパリの日常や日々の出来事、特にお料理のことなどを綴られています。

「地球カレッジ」では、毎回、ゲスト講師と二人で対談するという形で辻さんのパリのご自宅、ご自身の部屋から、講義が届けられます。

 

中村江里子さん×辻仁成さんと最新パリ事情

中村江里子×辻仁成さんとの対談では、最新のパリの教育事情、フランス人のものの見方、コロナ渦のパリの状況などが伺えました。

江里子さんは、家族愛と子供愛にあふれた、とってもチャーミングで素敵な女性でした。

わたしも長いあいだパリに住んでいましたが「フランスでは(パリでは?)親が子どもの学校の送迎を中学生になるまで続ける」ってことは、知らなかったです!

フランス人と日本人の「自由と表現」の意識の差について、「コロナ渦中、それでもポジティブな変化」などたくさんのことを対談されました。

 

創作は心を整える

歌人・俵万智さんの会、「日々を丁寧に生きる短歌教室」では、いっしょに短歌をつくりました。たぶん、小学校の国語の授業ではじめて短歌と出会った以来、大人になるにつれて、短歌に触れることもなく時間が過ぎていました。

短歌は、5・7・5・7・7、31文字の短い詩。
俳句と大きく違うのは季語を入れなくても良いこと。

俵万智さんは、具体プラス抽象(感情など)で仕上げるのがコツだと仰っていたような…

<俵万智詠>

・「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

・明治屋に初めて二人で行きし日の苺のジャムの一瓶終わる(チョコレート革命より)

きっと子供は、頭もココロも柔らかいので、すらすらとつくれるかもしれない。
大人は考え過ぎてしまうので、なかなか詠めない気がする。

ココロを柔らかくして、題材がみつかったら、あとは思い切って5・7・5・7・7に落とし込んでみよう、日常の小さなことを。

きっと、心の「邪」は外に出て、頭が空っぽになるでしょう、と。
 
最近も、ラインニュースを見ていると、外出自粛のせいで家庭内トラブル、それによる子どもへの影響などの記事をみました。急なテレワークが原因なのでしょうか。限られたスペースでの仕事はたいへんかもしれないけど、子どもへの影響があるのは悲しい。

そんなときに、小さな創作でもきっと気晴らしになるのでは、と考えてしまいました。

 

江國香織さん×辻仁成さん 神コラボ再び!

さて、ヴァレンタインデーの夜!

待ちに待った江國香織さんと辻仁成さんの対談でした。

おふたりの作品といえば、「冷静と情熱のあいだ」が有名ですね。

この本が出版されたばかりの頃、大学のサークルの友人と、有馬温泉の旅館で読んだ記憶があります。(なぜか!)

antique-lampアンティークのランプやソファー、テーブルがある部屋で、大きいベッドがあった記憶。

そこに持って行った本が江國香織さんの「冷静と情熱のあいだ」でした。

記憶が曖昧ですが、わざわざその本を読むために、その旅行を企画したような気もします。
 
江國さんは辻仁成さんのご友人の都内の某ホテルの一室から、オンラインでパリと東京がつながりました。
 
たくさんの素晴らしい作品を世に出されてきた江國さんは、とても女性らしい方。

ゆっくりことばを選んでお話される方で根っからの東京育ち、東京人の粋な感じと、不思議なオーラを持った方。

いったい彼女のどこから素晴らしい作品が生まれるのか、ズーム超しなのにまじまじ見てしまいました。

 

作家が、ひとつの作品を共同でつくるということは、なかなか実現されないことらしいです。

そんななか、辻さんと江國さんがひとつの作品を共作されることになった経緯、どのようにあの作品が作られていったのか、ラストシーンがどのように完成されていったか…などのお話しを聞くことができました。

 

打ち合わせして、「このようにラストは飾ろう!」とかではなく、江國さんが書いて・・・辻さんが追っかけて・・・作業は、まったく別々だったそう。

どのようにお互いが仕上げてくるか未知の世界で、完成されていった作品。

 

対談中、バックサイドで男性のやさしい笑い声が…。(辻さんのご友人かな?)と思えば、「機械わからないから~」(ズームです)という江國さんのお付きの方は、なんと6人もいたらしいです(笑)。

 

すっかり江國ワールドに引き込まれ、夢見心地になってしまい、さいごの20分ほどソファーでまどろんでしまい・・いちばんだいじなところを聞き逃してしまった!!!

 

辻仁成さんと江國香織さんはまた一緒に作品をつくられる約束をしていたらしいです!

きっと実現するような気がします。

 

「冷静と情熱のあいだ」ほか、江國さんの作品「つめたいよるに」「落下する夕方」「きらきらひかる」… ぜんぶ、実家の本棚で整列しています。

まだ読んでいない彼女の作品がたくさん。これから読んでいきたいと思います。

 

忙しい日常の中、そして次から次へと新しい情報であふれるまいにちのなか、大切なことを思い出させてくれた江國香織さん。

 

地球カレッジでまた、江國さんに再会したいです。

 

オフィスの50メートル先が図書館だった、さっそく、「旅ドロップ」を借りてみました。

「ロシアの紅茶」がおもしろい。

コロナの前に、いちばんさいごに行った国がロシアでした。

エッセイに出てくるような紅茶はロシアでは見かけなかったけど。

そういえば江國さんの本がなぜ好きか、って…ものがたりにすごく近くなれるから、だった。

そして、独特の抜け感も、好き。

 

再び、江國ワールドに浸ってみよう。

 

(3月は、スケルトン 店舗物件について書きたいと思います。)

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