Drawing, Imagination, Design work

建築家の仕事は、施主である建築主・クライアントの思い描く「理想」や「イメージ」を真っ白い紙にゾーニングすることから始まります。
ゾーニングとは、空間をテーマや用途に分けて考えることをいいます。
都市計画、商業空間、住宅など、規模に違いはあっても空間デザインを考える上で基本になる大切なものです。
空間のヴォリュームや土地の観点からプラニングをし、そこから平面、立面(二次元)、立体(三次元)へと、イメージを共有しながらつくりあげていきます。
想いに「ずれ」が生じていた時は元に立ち戻り、「試行錯誤を繰り返しながらつくりあげていくこと」が最も大切なことだと私たちは考えます。

コストやクォリティーを共に検討し「工事全体の予算の把握、工程や材料の確認を行う」ことも、私たち設計チームの大事な役割のひとつです。
着工後は、現場のプロジェクトが図面どおりに進められているかイメージしたデザインや空間が確実に仕上がっているかなどの現場監理・指導を行います。
設計者はスタートから完成まで、施主代理として「予算を把握し、利益を守っていくこと」。これらが設計事務所の役割です。

ものづくりの原点は「完成」まで目を配ること。

建築、空間を物質的に捉えるのではなく、人と人との関りを考え、追求していくこと。そこから生まれるアイデアと設計の技術を提供していけるよう、日々精進してまいります。

2022年へ向けて

2021年も残り3日となってしまいました。「風」のように過ぎ去った一年だったように感じます。幾つかのプロジェクトを抱える中、小さな問題にもぶつかり、その度に解決しながら前に進んでまいりました。目指す先が一つであれば、解決策は必ずあります。

一年前は会食も控え、静かな年末でしたが今年は、大切なお客さま方や取引先の方々にも一年の締めくくりにお逢いすることができ、大変嬉しく思います。2022年も引き続き、スタッフ一同頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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