エデュケーショナル・プログラム「白鳥の湖」

7月の終わりに新国立劇場オペラパレスでエデュケーショナル・プログラム「白鳥の湖」を観てきました。

このプログラムは解説・ナレーション付きの1時間のバレエ公演。

CASTが発表されてからずっと待ち焦がれていた公演。クラブ・ジ・アトレ会員になっていて良かった🙂

1階の5列目、オーケストラピットが近く指揮者の手の動きまでしっかりと見える👀 真正面からの舞台は最高ですね。オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団、指揮者は冨田実里さん。

この「こどものためのバレエ劇場」ナレーションがつくわけですが、期待を上回るおもしろさでした。この日のナレーターは劇団東俳所属の見寺 剛(みてら・つよし)さん。

見た目も良いのですが、舞台進行の上手さ!一瞬で観客を舞台へと惹き込むハリのある声と存在感!

バレエは声のない世界なので、ナレーション付きの舞台ははじめて。この日オデット役で主役を演じた木村優里さんの怪我からの復帰をただただ心待ちにしていたので、まだ赤い幕が上がる前に(正しくは「緞帳」どんちょう と云います。) 唐突に現れた陽気なお兄さんに驚かされた!見寺さん最高です。なぜか安心感もある…。

そこから幕が上がり、ジークフリード王子が出てきて、ナレーターが王子に喋りかけるのですが、まさかの王子が喋り始めます (度肝を抜かれた!)❤️

最初からおどろきの連続。まさか王子が喋るなんて… オデット演じる木村優里さんの生のお声も可愛かった‼︎

ナレーションのおかげで観客は一斉に盛り上がり。マイムを教えてくれたり、オーケストラの楽器の音を皆で当てたり。(オーボエが難しかった!) 舞台照明を観客の方に向けて舞台はどれくらいの眩しさを感じるのか、など体験することができました。後部席の3歳くらいの女の子、一生懸命オデット役のマイムをやっていて可愛かった·͜·ᰔᩚ オトナの女性もお一人で来られている方も多く、これは楽しめる!と実感。

何より長期の怪我から復帰されたオデット役の優里さんに胸がいっぱいになり、ナレーターの見寺さんに惹きつけられ…。お喋り王子も可愛かった♥️1幕と2幕ではオーケストラが奏でるメロディもぜんぜん違ったものになることを解説してくれ、より素直に音が耳に入ってきました。

2幕のジークフリード王子の誕生日、舞踏会のシーンではしっかりと踊りも披露してくれます。オデットは2幕では、オディール役に扮します。黒鳥も美しいけれどやっぱり切ない白鳥の🦢表情や踊りが好きです。チャルダッシュ(ハンガリーの踊り)、マズルカ(ポーランドの踊り)、ナポリの踊り、スペインの踊りもそれぞれ良かった🩰

こんなに楽しいプログラム、来年も絶対に参加したい。生オーケストラで、オペラパレスでの公演。バレエをまったく観たことがない方でもすんなり愉しめる舞台、大人の女性にもおススメします♪ 男性ももちろん。

後援: 渋谷区教育委員会、東京都公立小学校長会、東京私立初等学校協会。特別協賛: 京王電鉄。

協賛: 株式会社 小学館、コカ・コーラ、三菱重工機械システム株式会社

協力: 株式会社ロッテ

新国立メンバー限定のバレリーナの缶ミラープレゼントや、子どもたちへのコアラのマーチ🐨のお土産。

プレゼントももらえて嬉しいですね☺️

 

 

 

 

 

 

 

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