新国立ジゼル ~Giselle~

今日はワールドバレエデー!世界各国有数のバレエカンパニーから練習風景などの生配信が観れる日!

日本時間夜8時からはロイヤルバレエの配信が始まります!

今朝は、オーストラリア・バレエ団の配信がおもしろく、見入ってしまいました♪(時差があるので、各国カンパニーの時間を確認するのが大変?)

日本は、National Ballet of Japan (新国立劇場バレエ団)が参加。

10月30日に千秋楽を終えたばかりの、吉田都芸術監督の「ジゼル」の公演の舞台裏、クリエイティブスタッフの方々のインタビューや練習風景のシーンが配信されました♪

「ジゼル」の公演、28日金曜のソワレで観にいってきました。(ソワレ=夜公演)

開場25周年記念公演でジゼルの公演があるのは知っていたものの、日々忙しく…。舞台を観にいけるなんて思っていなかったのですが。

Twitterで毎日、公演情報や観にいかれた方々のツイートを目にするたび、気になって止まらない、、公演日の前々日に思いきってチケットを入手しました!

若手ジゼル役に木村優里(ゆり)さん、恋人のアルブレヒト役に福岡雄大さんの公演を予約。

優里さんは’22年にプリンシパル(最高位=主役級ダンサー)に昇格されたばかりの若手アーティスト。

あどけない表情やかわいらしい笑顔からは想像しがたいメリハリのある演技力、正確なテクニックや長身を生かした優雅な踊りをとても楽しみにしていました。

なんといっても「ジゼル」のストーリーは、からだの弱い娘「ジゼル」が恋人に裏切られてショック死してしまう、続きの2幕ではウイリーという精霊となって彼を守るという切なくて哀しい?ストーリー。

哀しいけれど、彼を想い精霊となって彼を守り一緒に踊るシーンが美しすぎた。(本当に生きている人に見えなかった…。)

1幕ではこの狂乱するシーンを心待ちにしていた(ジゼルは恋人に裏切られ、気がふれて死んでしまうのですから!)自分でしたが、優里さんの演技力は素晴らしかった!回転技も凄かった!

1幕はブドウ収穫祭のシーンなので明るい場面ですが「ジゼル」が死んで終わります。

2幕は「死」の世界。吉田都さんの演出そのものが本当に美しかった。「死」の世界がどこまでも美しく描かれたように思います。精霊たちの「想い」やジゼルの純粋なこころが美しく表現されていた。(ミルタ役の吉田朱里さんも大抜擢だったようですね!Twitterからの情報、本当にありがたい!)

オペラグラスで優里さん演じる「ジゼル」のしなやかな上体と表情を最初から最後まで追っていたので…。(変な人ではありません。)舞台美術の細部まで観る余裕はなかったな~

後から知ったのですが、下手(しもて)側の座席は1幕のジゼルのおうちが良く見えない?とか。そんなこと気にもならないくらいわたしは演技と踊りに目を奪われていましたー-。

ジゼルは演じるキャストによってぜんぜん違った完成度になる…(違う解釈に)とも言われますね。米沢唯さんの公演日(土曜日ソワレ)も観たかった!(完売で購入できず)

一度では足りないですね!

次にジゼルを観る機会があれば、上手(かみて)側の席を取りたいですね♪ 1幕のジゼルのおうちや2幕のお墓が下手側なので( ˊᵕˋ*)

初演から何度か(ゲネから初演、2日目、と)続けて観ていらっしゃる方も多く、すごいな~~と他人事に思っていたのですがたしかに一度では足りないです!!

吉田都芸術監督の事前インタビューで、「ブリティッシュバレエを大切に、演劇性を重要視したい」とのこと、期待を裏切らなかったな~。わかりやすくストーリーが描かれていて

バレエを観たことのない方にも楽しめる内容だと思いました!

アレクセイ・バクラン氏指揮のオーケストラも素晴らしかった。音色を聴いているだけで幸せな気持ちになれた。

一生の「宝物」になるので、舞台はやっぱりいいものです。オペラハウスは特別感もありますしね♪

オペラハウスは実は初めてだったのですが観に来られているお客様がとてもカジュアルなのでびっくりしました。

ジーンズでカジュアルな方、お仕事帰りに観に来られているであろう方もたくさんいらっしゃってカジュアルな洋装「こなれ感」が何だかステキだな、と思いました。

そういえばロシアのマリンスキー劇場はもっと正装!なイメージでした。皆さん、ドレスアップ💖

演目やマチネ・ソワレにもよるのかしら?

ウラジオストクでは5日ほどの滞在で2公演観ましたがどちらの公演とも正装!というイメージでした。(「バランシン」と「海賊」)ソワレの方がドレスアップされている方が多い印象。

(マリンスキーではカーテンコールは写真OKでしたよ!)

現在はコロナ禍でホワイエで飲食ができないのが残念…。バー(カフェ)はあるのですが飲食はテラスのみ。

休憩時間30分は、お化粧室に行くとあっという間、(並びますから。)ゆっくりテラスで飲食する間もなく。海外だと、公演前や休憩時間にシャンパンを飲んでいらっしゃる方が圧倒的に多い!(外国はホワイエが本当に華やか!)前回の「海賊」の公演前にシャンパンを飲んだらちょっとウトウトしてしまい…。

ジゼルは真剣に観たかったのでもちろんノンアルコールです。  テラスに出るのも寒いし… 飲み食いせず9時15までの公演は結構おなかが空いた(笑)

適度に食べないと空腹では辛いので(金曜日、眠気も少し来る…。)公演前にすこし腹ごしらえできると良いですね♪ ちなみにカフェの食事販売はミニシュークリームのみ。(ミニシュー6個 500円)

サンドイッチが売っていれば!と飲食用に現金2,000円を用意していたのですが…。

到着も30分前だとゆっくりプログラムをみる時間もなく、次回は余裕をもって観劇したいです!(空腹要注意!!)

12月は!「くるみ割り人形」の公演の季節ですね♪♪ 2月は木村優里さん主演の「コッペリア」を観たいなぁ… と今から楽しみにしています♪

 

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