「建築」× 「映像」

「映像」への可能性

先日、ある企画で恵比寿にオフィス所在の映像制作会社さんにお伺いしてきました!

これまで「建築」というと写真 (静止画) のイメージがまだ強かったものの、今回のパンデミックやステイホームをきっかけに、より「映像」に可能性を感じています。

2020年、想像もしなかったパンデミック・・
生活様式までもが変わる中、空間の3D映像がもたらしたものは大きかったと思います。
住宅のモデルルーム、キャンパス見学、オフィスビル、美術館など。

空間の3Dモデル化、4K高画質撮影、作られる世界はまるで現地にいるような錯覚を覚えるもの。

それは、いま、そこにいて建築物をみているような…
そこに住んでいるような。
その場所を歩いているような。
そんな気持ちにさせてくれる、より肌感覚の強い体験。

このマターポートはコンテンツやリンクを配置することも出来て、まるでゲーム世界のように便利なサイト展開ができる技術です。

また、マルチアングル動画は、複数の方向から映像を収録し、一つの映像内でカメラを切り替えることにより、その部分を拡大して見ることが可能な動画、複数の箇所からのアプローチにより、見たい部分の画像を見ることができます。
中にはバーチャル動物園ツアーなどもあるそうでぜひ体験してみたいです。

「建築」への可能性

これらのバーチャルな映像体験はきっといまより大きく進歩するはず。
私たち設計チームであれば、建築の段階で3D映像を取り入れることは可能です。

マルチアングルやマターポートと言ったバーチャル映像と建築。
それは、新技術と人間の新感覚の融合でもあります。

3Dの映像世界の中で見える未来は、きっとワクワクするものになる。
いま、興味と関心と、そして可能性を感じているひとつのトピックです。

原本ディレクター、ありがとうございました!
建築の世界でも取り入れていきたいと思います。

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